１．共育と筋トレのつながり

1-1.共育とは

「共育」とは、共に学び、成長する行動を意味しています。類似した言葉として「教育」という言葉があります共育は教える側と学ぶ側が一方向での知識・技能の伝達に対して、「共育」は教える側と学ぶ側互いに刺激を受け、共に成長できる関係を構築できます。また、年齢や立場を超えて、多様な視点で学ぶことができるので、視野が広がり心身の成長につながります。

1-2.筋トレが共育となる理由

それならば、筋トレはどうして共育となるのかについて説明します。筋トレは一般的に身体を鍛える行動である一面がありますが、共育の行動として大きな意味を持ちます。ペアやグループでのトレーニングは共に課題を乗り越える経験を通して、信頼関係を構築できます。また目標設定を共有することで仲間と支え合うため、自己効力感の向上につながります。そして、トレーニングフォームや身体の仕組みについてお互いに教え合うことで、互いの教えうことで筋トレの知識や技能が向上します。

２．共育による筋トレの効果

2-1.身体的効果

筋力トレーニングは、筋肉量を増やし基礎代謝を向上させるだけでなく、姿勢の改善や関節の安定性向上にも寄与します。特に、エンジニアの方々にとっては、デスクワーク中の負荷を軽減し、肩こりや腰痛を予防する助けとなります。

2-2.精神的効果

筋トレには、ストレスホルモンであるコルチゾールの減少や、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌促進といった効果もあります。これにより、気持ちの安定や自己肯定感の向上をもたらします。

2-3.社会的効果

共育を通じた筋トレは、個人の心身の成長を超えて、社会に貢献できる価値を高めます。グループワークを通して、相手を思いやり、互いを支え合う姿勢を養成します。その経験によりコミュニケーション能力やチームワークを育むことができます。共育の場では、性別・年齢・職種といった多様な価値観が存在しています。多様な価値観の中で学ぶことで社会への共感力が深まります。

３．共育手段としての筋トレ

3-1.「ENISHI」の共育の実践

ENISHIでは、筋力トレーニングを通じた「共育」を重要視しています。ここでいう共育とは、「一緒に学び、一緒に成長する」ことです。この取り組みの中で以下のようなプログラムを提供しています。

1. 個別サポートとチームワーク それぞれの体力レベルや目標に合わせた個別のトレーニングメニューを作成し、参加者が互いに励まし合い、成長し合える環境を提供します。
2. メンタルヘルスとの統合 筋力トレーニングの効果を心の健康にも活かすため、簡単なマインドフルネスや瞑想の要素を取り入れたセッションも用意しています。これにより、身体だけでなく、心もリフレッシュすることができます。
3. 利用者に応じたサービスの提供 ENISHIでは、利用者に応じたトレーニングプログラムを提供します。ITエンジニアの場合は長時間の座り仕事で固まりやすい部位を中心に、短時間で実践可能なトレーニングを紹介するといった業種に応じたコミュニティを形成したり、異業種交流のコミュニティを形成します。

最後に

筋力トレーニングは単なる運動ではなく、心と体を共に育む大切な手段です。ENISHIでは、筋力トレーニングを共育の柱として位置づけ、一人一人が心身ともに健康でいられるような支援を行っています。一緒に汗を流しながら、新しい自分と出会い、他者とのつながりを深めていきましょう！